星影にひそむ星々の会話~星座の文法~

精神障害者ピアサポーターをしている僕の徒然

いつも微笑みを❣️

仕事が辛くても、失恋の痛手がひどくても、「疲れた〜」と容易く言わずに、いつも微笑みを浮かべている人こそ魅力的なのかもしれない。仕事が辛いのは当たり前で、辛い辛いとばかり言わずに過ごしたい。環境への適応能力が脆弱だと、仕事はいっそう辛いものになってしまう。何ら仕事をせずに、ついったー、だけしかしない人もいる。病んでいるのかもしれない。ついったーで幾ら高尚なことを書いてもなんにもならないのは、当の御仁のよく知るところだと思う。可笑しなことに、それが作家志望だったりする。時間の無駄だと気づかないからやがて後悔するのだろう。「今、あなたは幸せですか?」と訊いてみたい。 

 

失恋は確かに辛いのかもしれない。その呻吟以前にそもそも恋って何だろうと訝しがれば何のこともない。下半身で恋をする人はさておいて、ロラン・バルトのこんな文を思い出す、「恋愛の淫らさは極端である。これを引き取る人などいない。恋愛にエクリチュールを与えるジョルジュ・バタイユもいないのだ」。身も蓋もないけれど、僕はいつもその文章を思い出し、警戒している。

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恋愛に於ける或る種の忌まわしいズレはどうしようもない。甘ったるい哀しみのように付き纏って離れない、サガン流に言えば。物憂げで、秋の空の白い雲のように、どこか重たい。だがズレがあるからこそ、しなやかにもなり、なんとも冷淡で、仮に破綻しても大したダメージはない。子どもにはそれが分からない。洗練された関係で、朴訥とした情熱とも縁がない。「傷」とも殆ど無縁だ。ややこしくなれば内省化されてしまうから。

 

紳士は金髪がお好き』を雑誌《ハーパーズバザー》に連載して一世を風靡した小説家アニタ・ルース。彼女は小説の前書きで書くのだった。いつも微笑みを❣️

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