星影にひそむ星々の会話~星座の文法~

精神障害者ピアサポーターをしている僕の徒然

子宮を9回蹴る男

知らない。

僕も、知らない。

見たことが、ない。

子宮を9回も蹴る男がいるという。

何処かで待ち伏せして、女を襲うという。

「たったの、9回さ」と嗤う男を、僕は知らない。

アンガーマネジメントとかなんとか、言っている場合ではない。

何かに帰依しているようだ、と、友は噂する。

確信犯にしては、極端に奇っ怪で、官吏が追ってもまんまと逃げるという。

何処に逃げるのか、逃避するのか、分からない。

妄想やら幻覚やらが、その見苦しい仕種を仕向けているのか?

この切り裂きジャックを知らない暢気な女が襲われる。

危うい理性に祈りをついつい捧げたくもなるが、

切り裂きジャックの特別な帰依がその虚しさを抹消する。

「たったの、9回さ」

私たちは何にどんな風に祈ればいいのか、もう現代では分からない。

裁判員制度も破綻しはしないか、心配が残る。

躊躇していたら子どもが言った「そのPCのCPUはどんなレベル?」

たったの、9回しか1秒間に動かない。

「なーんだ、くだらないなぁ!」子どもは嗤った。