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星影にひそむ星々の会話~星座の文法~

精神障害者ピアサポートをしている僕の徒然

狂い咲きの枝垂れ桜の下で私たち

都内の下町は深川で、あのとき別れた私たちは、

偶然で、

偶々の出逢いがあったからこそ、

伊勢屋の団子を食べながら、

誰の所為でもなくただ風のせいで、

そよ風が吹いていたから、

暖かい。

感傷とは堕落で、涙は醜い・・・

としていた僕にとって、

冷たく震える涙は美しく見え、

思考と嗜好の乖離と学者は指摘した、

その言葉のサラダの屁理屈が小煩く、

泣いたのは私たち。

枝垂れ桜は満開で、旅立ちの私たちには残酷で、

北へ、北へ、北へ、

北も南もなく、

満開だった。

快楽の最果てに、こんな哀しみがあるなんて、

少なからず、神を呪い冒瀆し、

それでもあなたは綺麗な涙で、

破綻した僕の思考に頬寄せ、

狂ってしまった私たちに、罪も罰もなく、

ひねもす残酷な嗤いが私たちには聞こえ、

堪えられず、

狂い咲きの枝垂れ桜の下で私たち、

死んだ、凍えながら。

 

マイ・フーリッシュ・ハート

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