星影にひそむ星々の会話~星座の文法~

精神障害者ピアサポーターをしている僕の徒然

朝の雨、匂い

昨夜から降り続く柔らかな雨。
雨降りに特有な、甘酸っぱい匂い。
喧噪はさほど聞こえず、
出勤前に、僕は文章を綴る。

天から雨が降りてくる。
静寂をクルマのクラクションが妬みつつ切り裂く。

電車に乗るには、まだ間がある。
孤独と靜逸を愉しむために、朝は早く起きる。
熱いシャワー。
ホットミルクを拵えて、ゆっくり、ゆっくり、飲む。
暫し甘い追憶に身を委ねる。

早くもダウンジャケットが三々五々。
仔猫の欠伸、歯並びが佳い。
どうしたことか、遠くに山の碧い稜線が見える気がするのは、
僕の憐れな病いのせいか、
わからない。

時間だ。
仕事へ出掛けなければならない。
彼女に、お逢いできるだろうか。

甘い追憶。



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