星影にひそむ星々の会話~星座の文法~

精神障害者ピアサポーターをしている僕の徒然

神無月が終わる

間もなく今年の神無月が終わる。
奇しくもハロウィンが今日だ。
街には仮装した人々がたくさんいる。
街中を歩いていると、神無月が遠のいた感がある。
俳句も僅かに遠のいたのかな。
色とりどりに彩る仮装を見ていると、季語を見つけるのがムズカシイ。

今宵、言葉の肌触りや言語のかすかなざわめきに、接したいと願う。
淋しげな秋はそうあってほしい。
だが感傷に浸るでもない。
怒濤のように続く仕事があるのだから。
「神無月」という呼び方を、遂に職場で耳にすることはなかった。

緑色のベルベッドの帽子の魅力の確かさに、
泣く人もいるのかもしれない。
その心象に、
未熟な僕は慰めることも癒やしてさしあげることも叶わない。
そよ風が吹いている。

僕ではなく、風が、神無月をさらう。
なにもなかったかのように、
運動会の晴れを願う小さな子供だろうか、
てるてる坊主が軒下で揺れている。