星影にひそむ星々の会話~星座の文法~

精神障害者ピアサポーターをしている僕の徒然

暮らしのスノビズム

総じて僕の思考はスノビズムでしかない。

そもそもスノビズムに始まり、半ばで論理的な考え方による行動を経て、最近またスノビズムに辿り着いた。

論理的な考え方で行動したけれど、却って時間の無駄遣いに堕落するハメになったのは不思議だ。坂口安吾の『堕落論』を引き合いに出す人たちが私のそんな失態を揶揄するのは否めない。あんまり考えすぎても効を奏さず失敗することがあり、考えすぎたからこそのダメージが大きいのもほんとうのところで、経過として迷える子羊になる心配のリスクを素直に慮れば、むしろ世の中の流れへ範を得るくらいのほうが佳い場合がある。

 

今までに僕はさんざん迷ったり、貯金が底をついたり、本ばかりが大量に部屋の中でひしめいたりした。そんな虚しさの中にあってもなるべく笑顔を絶やさず、感傷的にならないよう努力した。そのやり方の秘訣ならユーモア溢れる文学作品の中に大抵あった。

 

さて、スノビズムは、哲学の範疇から見れば雑な面が確かに目立つのかもしれない。軽薄でさえあるのだろう。だが現実に照らし合わせてみれば、哲学として頓挫した具合のスノビズムは、なかなか実用に向いていて面白いと思う。

 

魅力的なスノビズム、それでいいと思う。