星影にひそむ星々の会話~星座の文法~

精神障害者ピアサポートをしている僕の徒然

何がなんだか…疲労困憊

支援センターから帰宅した今宵はもう疲労困憊。
夕方あてどもなく彷徨い、東京スカイツリーの回りをグルグル行ったり来たり繰り返し、そのうち『エル・スール』といったかな、昔に観た映画を思い出し、まるで私は《アブナイ人》のようだったんだと思う。お洒落をしているから、まぁ、それなりにまだ良かったんだけど、もし私が野暮ったかったら、誰かがクスクス嗤うか、誰かが警察を呼ぶかしたかもしれないね。

実習を最近、まぁ最高の成績で終えたのは私の収穫でした。でもその後は大した進展もないんだな。今朝、支援センターの担当さんが持ってきてくれた新たな職の紹介について、理不尽な気持ちになったよ。なんか私の希望職種じゃないし、少なくとも過去にしたことがない職種で、しかも給料が悪い。こんなんじゃ食べていけないよ、そう思う。

その後の支援センターでのプログラムで私は次第にココロがボロボロになっていった。なんというか、ココロが引き裂かれそうで、そのことを馬鹿正直に担当さんに伝えた。商売への自信もすっかりなくなり、そりゃ勿論お金は欲しいけど、突如として金儲けそのものへの嫌悪感みたいなものが生じた。そしてかつてのように福祉の仕事をしてみたいような気持ちにもなった。

私は、仙人か?

矛盾したココロを胸に秘め、ココロが引き裂かれそうになったままスカイツリー界隈をとにかくグルグル歩き回った。そうせずにはいられない心境で、正にこりゃ『エル・スール』だ。トルーマン・カポーティのようにいかにも不安気に歩き回った。そんな風に街を逡巡していると、なんか我ながら幽霊みたいだなと思った。私は論理性を剥奪された仔猫みたいに、グルグルグルグル、馬鹿みたいだがそうするしか他にどうすればいいのか分からなかった。

そうだ、私は、仔猫だ

そして、仔猫は仕事に向いていない

街に浮かぶ眼球と化した私は、眼精疲労で目がかすんだ。フラフラッーと失神しそうだった。そんな体たらくでも自殺を考えずに済んだのは、ラッキーだった。映画『エル・スール』では最後のシーンで、主人公の父親が自殺する。

障害者である前に、社会人でありたい。過去にそう痛感した。その目論見はもろくも崩れた。

こんな晩には癒やしの文学作品を読むに限る。道草をしながら、明日もまた顔晴る。