星影にひそむ星々の会話~星座の文法~

精神障害者ピアサポートをしている僕の徒然

上昇志向には要注意

職に就いて働く精神障害者にとって少し厄介なのは、ズバリ上昇志向なんだと思う。これは周りの上昇志向、会社の上昇志向、などに触発されて自ら足並みを合わせるケースの上昇志向がたいていなのではないかな。足並みを合わせるのは協調の精神で自然な感覚なんだけど、協調の精神をとかく逸脱して周りの上昇志向に躍起になり張り切ると、何かが狂い始めて、遂に体調を崩してしまう。張り切りすぎたり、頑張りすぎたり、そんなこんなで体調を崩す。

頑張るのが良いとされる一般の状況で、いかにして自分の体調をコントロールするか、それがやっぱり肝心なんだと思うよ。

そのためにも職場では、ほんのちょっぴり鈍感になるよう努めるのが得策なのかもしれない。少なくとも、鈍感を装うくらいの演技が必要なケースがあるような気がする。

周りや会社の上昇志向に巻き込まれると、あんまりよいことは期待しづらい。悠然と我ひとり行く、でもおかしな事態になるだろうから、そこは技術のみせどころ。演技力のみせどころ。うまく立ち居振舞えば、おそらく誰も周りは気づかないし、誰からも咎められない。

そのくらいの能力が精神障害者にはあると思う。それは怠惰でもなければ、自己弁明でもないんじゃないかな。生き抜いていくための知恵だと思う。晦渋に充ちた言い方をすれば、それは生存権の担保なんだ。上昇志向には要注意。