星影にひそむ星々の会話~星座の文法~

精神障害者ピアサポーターをしている僕の徒然

子宮を9回蹴る男

知らない。 僕も、知らない。 見たことが、ない。 子宮を9回も蹴る男がいるという。 何処かで待ち伏せして、女を襲うという。 「たったの、9回さ」と嗤う男を、僕は知らない。 アンガーマネジメントとかなんとか、言っている場合ではない。 何かに帰依してい…

怖い作品を好む

遂に出た。 書楼弔堂 炎昼 (集英社文芸単行本) 作者: 京極夏彦 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2016/11/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 早速Kindleにて購入した。定価は税込み2052円だが、僕の場合Amazonポイントが611円付与されて、14…

ターミナルケア

どうしようもない不幸せ により、ターミナルケア を職務上、 おこなうことがある。福祉職にとって、これほど辛い心労はない。悲しみ ですとかを通り越して、遣りきれない。仕方ないといえば、身も蓋もない。そのように割り切ることが 僕にはできない。よほど…

体感温度0°

ここ都内の下町、東京スカイツリー界隈では、とても寒い朝を迎えています。 小雨がパラつき、まだ夜は明けぬ、6°しかない生憎の気候です。電車は遅延しそうな気配です。6時26分に日が出る見込みだったのが、この空模様ではとても太陽は望めません。スマホは…

菫色のこの世界を薔薇色に染め上げよう

ゆっくりと陰鬱な瞳を道端の吐瀉物に投げかける。 誰が、吐いたのだろう? 強姦された女が、吐いたのか? 甘いクスリの臭いが漂う。 覚醒剤ではない、大麻だ。 クスリが混入していた袋は、風が何処かへ運び去った。 売人などもういる筈もなく、彼はこの新宿…

負けるのが巧くなった昨今の強み

負けず嫌いだった。 凡庸、という言葉を好んだ。 社交辞令に慣れなかった。 「親譲りの無鉄砲で、子供の時分より損ばかりしている」 そんなだった。 凡庸さについてお話させていただきます 作者: 蓮實重彦 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1986/10 メデ…

好きな人に見せたい今後の世界

僕が精神障害を患った頃にはまだ障害者自立支援法はなかった。病棟へ入り正にどん底の世界を漂うように彷徨っていた。極端に神経質だったから、当時、異臭を放つことなど僕にはなかった。食べるカネがなかっただけに、これまた極端に痩せていた。それでも生…

恵比寿の光景

愛することは罪ですか?

どなたかの配偶者ならばいざ知らず、そうでない独身者を愛することは罪ですか? マルセル・デュシャンの作品だったろうか、フランスの芸術家の作品に『彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁でさえも』と題する美術がある。デュシャンといえばとかくスキャ…

体験

精神障害には、波がある。 その波が時には困難を引き寄せるから、厄介だと溜め息をつく。かなり昔、僕は一時的に福祉職を辞したことがある。で、販売職に就いた。どうしてそうなったのか、藪の中だが、番狂わせには違いなかった。気紛れにしては思慮が足りず…

狂い咲きの枝垂れ桜の下で私たち

都内の下町は深川で、あのとき別れた私たちは、 偶然で、 偶々の出逢いがあったからこそ、 伊勢屋の団子を食べながら、 誰の所為でもなくただ風のせいで、 そよ風が吹いていたから、 暖かい。 感傷とは堕落で、涙は醜い・・・ としていた僕にとって、 冷たく…

行くぞ!

お金がたとえ巨万あったとしても、そんなものは邪魔なんだ。役に立たないそんなものは、この際僕は除外したい。さりとて精神的にのみ生きることはムズカシイ。欲望には様々なものがある。中でも取り分け人間にとっての最大の欲望は金銭欲であり、性欲ではな…

仲の良いともだち

足跡を追う人もいれば、先鞭をつける人もいて、項垂れて歩けばついつい電信柱にカラダごと当たってしまう、そんな危うささえ潜んでいるこの刺激的な東京が僕は好きだ。ここには全てが揃っている。微笑みも、歓びも、哀しみも、そして虚しさも。虚脱感を禁じ…

月の翳が滴る東京で・・・

「ほら、秘密の鍵が、解けた」 フランソワーズ・サガンは小説の中でそう綴る。 鍵を無くした人には《ごめんなさい》と言っておこうか。 故意に鍵を隠した人や、故意に鍵を棄てた人には、さて、何て言おうか。 私たちの《あの痛烈な日々》は祝祭の序章にすぎ…

陽があたらないところへのスポットライト

陽だまりに真ん丸く佇む仔猫のチャーミングに微笑む。 小春日和だったな、きょうは。病んでいる人たちも自立に向かい次第に恢復している。僕は病んでいる人たちが好きだから。《病んでいる》、この言葉を僕はそんなに好きじゃないんだけれど、世の中の「隆盛…

『精神科ER 緊急救命室』を読んだ感想

精神科ER 緊急救命室 (集英社文庫) 作者: 備瀬哲弘 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2013/10/23 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 精神障害を経験した者としてこの著作を読んだ。この著者は精神科医、お医者だ。僕は医療に従事したことがない…

フロイトとユング

まもなく仕事が始まるこの朝は、スーパームーンを今宵、控えての薄曇り。 月に纏わる伝説は、世界に数多あると思う。 そのひとつが《熱い月》、所謂《テルミドール》だと思う。 フランスのルイ王朝時代、その最後のマリーアントワネットの時代の月こそが《テ…

因果関係と人間関係

因果関係 を人間関係に持ち込む、という狡猾な狂った病を、どうしたらいいのだろう? 投影性同一視の心理メカニズムで破綻する人間関係も多い。既に私たちにとって古めかしくなった因果関係を、少なくとも或る人たちにとって過去のものとなった因果関係を、…

母とフリーマーケットへ

都内の下町のフリーマーケットへ朝一番で行きました。母と一緒です。 写真の奥に佇むのが東京スカイツリーです。 学生の頃、統合失調症になった僕は、何かと母に心配や迷惑をかけてしまったから、母親孝行のつもりで、なるべく一緒にいる時間を共有したいと…

きっといい夢を・・・・・・

昼から宵の口にかけて、 たとえ辛いことばかりだったとしても、 朝から昼にかけて、 死にたくなるほど苦しいことばかりだったとしても、 生きることを躊躇わず、 難解なことに少し無頓着になろう。 辛くなったり、死にたくなったり、 するのは、実はあなたの…

スーパームーン前夜

こんばんは。 つい先程、宵の口に撮った月の写真です。 昨日が実は《介護の日》だったんですね。でも《ポッキーの日》だとする見解に押し潰されそうになったのは悲しい現実でした。かろうじて新聞だけは《介護の日》としてたくさんの記載をしてくれてはいま…

気にせず前へ進もう

憐れさから遠ざかり、遙か凌駕して遠ざかり、 頑なな沈黙からも遠ざかり、 涙への嗜好も全く無しで、 追憶を頼りにしながら、 追憶さえもを時には打ち破り、 私たちは進もう。 幻影の最果てにいたことを想起せず、 薄暗い蠟燭を吹き消して、 LEDを灯そう。 …

Office Home & Business 2016

Office Home & Business 2016をオンライン上でMicrosoftから購入した。 全部で37584円だった。 今まではOffice2013を使っていた。 Office Home & Business 2016は2台のPC用だから、2台目のPCのためにプロダクトキーをプリントアウトして保管することにした…

私は僕を葬送する

私は、僕を、鏡で、よく見た。 僕は、鏡のなかにいたのを私は追憶する。 仄暗い鏡のなかは、 外の淫猥な紅いネオンとは場違いな、 気がして眩暈がまた。 クルマのクラクションが、 オレンジ色のハザードに、 負けない喧しさで、 あ、 霧が充ちてくる。 私は…

きっと、太宰治を好んだままの中二病

不安や心配や寂寥や孤独や孤立や月夜や雨などに 襲われると、 儚さ故かな、 太宰治を読みたくなって。 安定剤を飲まずに出掛けたあとの昼下がり、 後の祭りで体調を崩すのがいつもだから、 誰もが見ない幻視をたったひとりで眺めてる。 いじけたりしないで済…

高騰する野菜と家計の戦い

こんなに雨の多い今年はやっぱり珍しいんだと思う。昨日も僕は野菜の値が高いことと戦い続けた。奇しくも時を同じくして衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会ではTPP承認案と関連法案を賛成多数で可決した。TPP採決を強行する委員会をその時点ではまだ知らな…

体調の波

ココロの病には体調の波があるのが普通だと思う。 一頻り佳くなっても一頻り悪くなる。そんな一喜一憂をしているうちに、疲れ果ててしまう。一定の精神状態に持っていくのにかなりの歳月を費やしてしまう。転職したいという気持ちが生じるのも、もしかしたら…

あなたの病が痛々しくて

福祉の現場は、朝から今日も怒濤の忙しさで、お昼になっても昼食だなんて到底ムリだった。午後三時頃になってやっと昼食を摂ることになる。その時点でもう疲労困憊になっている。吉野家で豚丼の並を食べてまた直ぐに仕事にとりかかる。よほど好きでないと決…

読書について

紙の本から縁遠くなって久しい。 大抵はKindleの電子書籍を読むのが習慣になっている。たとえ専門書でも、Kindleで買えるものは電子書籍で読む。紙の本から電子書籍へ移行する途中で、僕自身、かなりの戸惑いがあった。たまたま大学が神田にあったから、神保…

生きているだけでもいいじゃない

精神病という疾患は、難病には指定されていません。 難病にカテゴライズされていない精神病、 でも、確かに重たい病いで、生涯に亘り精神安定剤を飲み続けなければなりません。中途半端な服薬をすると、トンだことになってしまうね。或る意味、難病よりも重…

朝の雨、匂い

昨夜から降り続く柔らかな雨。 雨降りに特有な、甘酸っぱい匂い。 喧噪はさほど聞こえず、 出勤前に、僕は文章を綴る。天から雨が降りてくる。 静寂をクルマのクラクションが妬みつつ切り裂く。電車に乗るには、まだ間がある。 孤独と靜逸を愉しむために、朝…

恋煩い

まだ数ヶ月しか経っていない。 彼女と別れた。その更に数ヶ月前、別の彼女と別れた。 日めくりのカレンダーよりも目まぐるしく恋人が変わる。恋は、道端に転がっている小石の数と同じくらい無数にある。 恋の容易さに僕は眩暈がする思い。一頻り恋が終われば…

リストカット

長い間、病んでいると、様々なものが見えてくる。 目には見えないものも、見えてくる。 人の心の傷や、人の瞳の奥など。心の痛みが、見える。 冷たい風の色が、見える。 明るい笑顔に秘められた、暗い表情が、見える。生きづらさは、なにも僕自身の病い故で…

神無月が終わる

間もなく今年の神無月が終わる。 奇しくもハロウィンが今日だ。 街には仮装した人々がたくさんいる。 街中を歩いていると、神無月が遠のいた感がある。 俳句も僅かに遠のいたのかな。 色とりどりに彩る仮装を見ていると、季語を見つけるのがムズカシイ。今宵…

暮らしのスノビズム

総じて僕の思考はスノビズムでしかない。 そもそもスノビズムに始まり、半ばで論理的な考え方による行動を経て、最近またスノビズムに辿り着いた。 論理的な考え方で行動したけれど、却って時間の無駄遣いに堕落するハメになったのは不思議だ。坂口安吾の『…

時を駆け抜けろ‼︎

じわり、また時間が残酷に去っていく。 ゆらり、また空間が眩暈と共に伸縮する。 僕たちは、僕たちにまだ見出されず、ひとり取り残されたように、孤児としてまた動く書物として、とろけた時間の中で朽ち果てようとしている。様々な思想が脳裡に展開しては空…

椎間板ヘルニアの痛み

少しずつ、良くはなっているような、でも遅々としか恢復が進まない僕の椎間板ヘルニア。ヘルニアになったばかりの当初は、筆舌に尽くしがたい激痛で、何の病いか分からないから、悪性リンパ腫になったんじゃないかと悪い憶測をたてることで、どうにか安堵を…

恥を、笑顔で塗りかえる。最善の化粧

恥の多い人生を送ってきたのは、なにも太宰だけではない。少なからず僕も恥だらけの人生を送ってきた。ちょうど銀座のど真ん中を紅いふんどしだけ纏い、しかも逆立ちしながら歩くかのような。この都会の乱痴気騒ぎに加担して、新宿の歌舞伎町の反吐でついつ…

Heine,Heinrich,dear know?

かつてのロマンスが流れ去るはずもなく、よしんば消え去るはずもなく、どよめきとときめきときらめきは、破綻した憐れなココロに今も残り、数冊の詩集、ハイネの詩集があれば、また戻るあのロマンス瞬く間に。擦り寄るキスにすり切れた星の谷間の口許に、忍…

確かな魅力としての文芸

いかなる信仰ももたない僕たちではあるけれど、自分の過去、それも若かった頃の自分自身への祈りならばもっている。どちらかといえば傷つきやすかった若い頃へのオマージュはその傷よりも遥かに深く残っている。僕たちがいつも携えていたあの誠実や、儚く流…

《詩人は、仕事中》と寝室のドアノブに架ける

先日、「一日二十四時間、仕事するようなことはしないでほしい」と会社から通達があった。ヒューマン・ビジネスを生業としている僕の会社は、取り分け精神の病いに特化したNPO法人で、それだけにとかく神経を遣う仕事がいつも山積している。障害をもつ人も、…

怒濤の忙しさで……

予期も予想もしていなかった仕事の忙しさに目まぐるしく日々は過ぎ、ブログを一ヶ月もの間に亘り書けず仕舞いでした。そのかわりに、労基法で定められた労働時間をめいいっぱい費やして、まぁガッツリ働かせていただいております。「あの風変わりな精神障害…

本日、復職しました

かつて退職させていただいた際に、この花束を記念としてプレゼントされました。福祉職だったその職場から、僕は販売職へと転身しました。販売職は僕の性格にあっていたものの、何かしら一抹の虚しさが去来しがちで、結局、頸椎に損傷ができてしまい、退職し…

E-girlsを知らないオジさんたち

「紳士ぶるんじゃないよ、My God、って‼︎」フランソワーズ・サガンは小馬鹿にしたように、そう小気味よく書き綴る。このサガンの気持ち、分かる人には分かる筈だと思う。サガンだからこそ書けたアイロニーなんだと思う。あまりにも素朴な読者は単純な迷子に…

詩人はラブレターしかもらわない

詩人ジャン・コクトーのこの言葉が好きだ。詩人はラブレターしかもらわない。社交辞令を蔑ろにしたこの言葉。上っ面の地位や学歴や年収をまさに一蹴するこの言葉。虚栄心にしては気が利いていて、傲慢不遜なところがなく、阿諛追従をちょっと小馬鹿にしたよ…

恋する私たちの行方

木枯らし吹き荒れるこの東京に灼熱の恋の花が誇らし気に咲いている。誠実と不実とが重なりあったこの恋の花に、どうかあなたの優しい涙が零れ落ちますように、そう切に願う。その行方、後悔とは縁のない恋の行方を、あらかじめ知っているのは、もしかしたら…

満足。

今までに僕は、重篤な病気になったり、人から騙されたりしたけれど、ここ数ヶ月の間に、給料なら一日あたり千円もあればいい、そう思うようになった。病気は僕の場合、重たくて、かつて陰鬱な病院に幽閉されたりした。二ヶ月半くらい病院に幽閉された。他人…

銀の雨は、どんな色?

西野カナさんの音楽に《涙色》というキュートで切ない歌がある。女の子にはこうあってほしい、と世間の旦那衆を頷かせてしまうほどのパワーがある。尤も、西野カナさんの音楽に魅入る旦那衆がいるとしたらただただ見苦しいだけだとは思う。「涙色、二人のこ…

風邪には要注意‼︎

ここ数日の間、風邪をひいてしまいました。 面接試験を受けに行くとき、何度も何度も、足がつりました。水分が足りないからだと自己判断しておりました。実際、当日はほとんど水分を摂らず仕舞いで、ノドの渇きを我慢していたのです。しかも寒い日でした。東…

依存症のガールフレンド

「覚醒剤の使用による統合失調症です」そう彼女が僕に打ち明けたときから、私たちの奇妙なロマンスが始まった。最高の美貌、というよりも、最強の美貌を誇る彼女の風貌に勝る美女を金輪際、見たことがない憐れな僕は、以来、ナンバー1の女性と出会える筈も…