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星影にひそむ星々の会話~星座の文法~

精神障害者ピアサポートをしている僕の徒然

大晦日の宵

いろいろなことがあったこの一年でした。 最初の頃は、縷々とした具合にPCでデータベースを作っていました。それが当時の僕の主な仕事で、胃が痛む思いでした。 以来、あっという間の一年(こういう体言止めを作家の京極夏彦さんは嫌う)。 だけど(この品詞を…

ひとり

生まれ落ちて、最期まで、 わたしの主観は、ひとり。 揺り籠から墓場まで、その経済の仮説も危うく、 最果てに運ばれ始めて分かる誤謬。 ひとりのわたしがひとりのあなたと水の中で出会う。 孤独が闇によって隠される、 この宵の口に、昼間の喧噪が残骸とし…

美しさ

なんの衒いもなく女性が優しく手を差し伸べる。 母性からではなく、女らしさからでもなく、 そっと顔を赤らめて、差し伸べる。 ありがとう、僕は言った。 その後のことは、秘密です。

交歓

ある誠実は、やがて不実になる。 ある不実は、やがて誠実になる。 今や、誠実も不実もなく、 歴史に連なる現実がある。

神話と正義

神話が耕すと、 正義が斧をふるって稲の首を落とすから、 またやり直しになる。 仕舞いに正義が神話を斧で断ち切るから、 永遠が途絶えてしまう。 クリスマスに、祈る。 願いが届くのは、いつ?

1月2日から仕事です

働くことが好きなので、1月2日から仕事が始まります。1月1日から仕事にしたかったのですが、「それって、マズいよ」と言われて、仕方なく2日からの仕事になりました。まぁ1月1日から仕事を致しますと、夢も希望も利用者さんに与えることがムズカシイとのご判…

お年賀状を書く季節

今、チョッと空腹気味です(^_^) そろそろ冬至が差し迫る季節となりました。 ゆず湯にゆったり浸かりつつ、この一年を振り返る頃です。 こういう時世に際して、俳句や短歌を少しでも、拙くても佳いから、詠めたならなぁとつくづく感じます。俳句のサークルに…

これからも生き続ける愉しみ

生きていることそれ自体がラッキーだと感じることの幸せは、絶望が存在していることが鍵になっているのかもしれない。数多の不運、無数の不幸せ、裏切られたことによる涙、信頼相手の不在、難解な病、想像の限界、自嘲の混在する孤独、壁、信じることの著し…

意味を問わない愉しみ

土砂降りの雨だった今日の午前中、その昼前あたりから雨上がり、帰宅時の電車の中はさぞかし置き忘れの傘がたくさん並ぶのだろうな、そんな心配をしていた。仕事場から東京スカイツリーが見える。その界隈の一角に、僕の部屋がある。一角、というとなんだか…

体感温度0°

ここ都内の下町、東京スカイツリー界隈では、とても寒い朝を迎えています。 小雨がパラつき、まだ夜は明けぬ、6°しかない生憎の気候です。電車は遅延しそうな気配です。6時26分に日が出る見込みだったのが、この空模様ではとても太陽は望めません。スマホは…

負けるのが巧くなった昨今の強み

負けず嫌いだった。 凡庸、という言葉を好んだ。 社交辞令に慣れなかった。 「親譲りの無鉄砲で、子供の時分より損ばかりしている」 そんなだった。 凡庸さについてお話させていただきます 作者: 蓮實重彦 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1986/10 メデ…

恵比寿の光景

愛することは罪ですか?

どなたかの配偶者ならばいざ知らず、そうでない独身者を愛することは罪ですか? マルセル・デュシャンの作品だったろうか、フランスの芸術家の作品に『彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁でさえも』と題する美術がある。デュシャンといえばとかくスキャ…

行くぞ!

お金がたとえ巨万あったとしても、そんなものは邪魔なんだ。役に立たないそんなものは、この際僕は除外したい。さりとて精神的にのみ生きることはムズカシイ。欲望には様々なものがある。中でも取り分け人間にとっての最大の欲望は金銭欲であり、性欲ではな…

母とフリーマーケットへ

都内の下町のフリーマーケットへ朝一番で行きました。母と一緒です。 写真の奥に佇むのが東京スカイツリーです。 学生の頃、統合失調症になった僕は、何かと母に心配や迷惑をかけてしまったから、母親孝行のつもりで、なるべく一緒にいる時間を共有したいと…

スーパームーン前夜

こんばんは。 つい先程、宵の口に撮った月の写真です。 昨日が実は《介護の日》だったんですね。でも《ポッキーの日》だとする見解に押し潰されそうになったのは悲しい現実でした。かろうじて新聞だけは《介護の日》としてたくさんの記載をしてくれてはいま…

気にせず前へ進もう

憐れさから遠ざかり、遙か凌駕して遠ざかり、 頑なな沈黙からも遠ざかり、 涙への嗜好も全く無しで、 追憶を頼りにしながら、 追憶さえもを時には打ち破り、 私たちは進もう。 幻影の最果てにいたことを想起せず、 薄暗い蠟燭を吹き消して、 LEDを灯そう。 …

Office Home & Business 2016

Office Home & Business 2016をオンライン上でMicrosoftから購入した。 全部で37584円だった。 今まではOffice2013を使っていた。 Office Home & Business 2016は2台のPC用だから、2台目のPCのためにプロダクトキーをプリントアウトして保管することにした…

あなたの病が痛々しくて

福祉の現場は、朝から今日も怒濤の忙しさで、お昼になっても昼食だなんて到底ムリだった。午後三時頃になってやっと昼食を摂ることになる。その時点でもう疲労困憊になっている。吉野家で豚丼の並を食べてまた直ぐに仕事にとりかかる。よほど好きでないと決…

読書について

紙の本から縁遠くなって久しい。 大抵はKindleの電子書籍を読むのが習慣になっている。たとえ専門書でも、Kindleで買えるものは電子書籍で読む。紙の本から電子書籍へ移行する途中で、僕自身、かなりの戸惑いがあった。たまたま大学が神田にあったから、神保…

生きているだけでもいいじゃない

精神病という疾患は、難病には指定されていません。 難病にカテゴライズされていない精神病、 でも、確かに重たい病いで、生涯に亘り精神安定剤を飲み続けなければなりません。中途半端な服薬をすると、トンだことになってしまうね。或る意味、難病よりも重…

朝の雨、匂い

昨夜から降り続く柔らかな雨。 雨降りに特有な、甘酸っぱい匂い。 喧噪はさほど聞こえず、 出勤前に、僕は文章を綴る。天から雨が降りてくる。 静寂をクルマのクラクションが妬みつつ切り裂く。電車に乗るには、まだ間がある。 孤独と靜逸を愉しむために、朝…

恋煩い

まだ数ヶ月しか経っていない。 彼女と別れた。その更に数ヶ月前、別の彼女と別れた。 日めくりのカレンダーよりも目まぐるしく恋人が変わる。恋は、道端に転がっている小石の数と同じくらい無数にある。 恋の容易さに僕は眩暈がする思い。一頻り恋が終われば…

リストカット

長い間、病んでいると、様々なものが見えてくる。 目には見えないものも、見えてくる。 人の心の傷や、人の瞳の奥など。心の痛みが、見える。 冷たい風の色が、見える。 明るい笑顔に秘められた、暗い表情が、見える。生きづらさは、なにも僕自身の病い故で…

神無月が終わる

間もなく今年の神無月が終わる。 奇しくもハロウィンが今日だ。 街には仮装した人々がたくさんいる。 街中を歩いていると、神無月が遠のいた感がある。 俳句も僅かに遠のいたのかな。 色とりどりに彩る仮装を見ていると、季語を見つけるのがムズカシイ。今宵…

恥を、笑顔で塗りかえる。最善の化粧

恥の多い人生を送ってきたのは、なにも太宰だけではない。少なからず僕も恥だらけの人生を送ってきた。ちょうど銀座のど真ん中を紅いふんどしだけ纏い、しかも逆立ちしながら歩くかのような。この都会の乱痴気騒ぎに加担して、新宿の歌舞伎町の反吐でついつ…

Heine,Heinrich,dear know?

かつてのロマンスが流れ去るはずもなく、よしんば消え去るはずもなく、どよめきとときめきときらめきは、破綻した憐れなココロに今も残り、数冊の詩集、ハイネの詩集があれば、また戻るあのロマンス瞬く間に。擦り寄るキスにすり切れた星の谷間の口許に、忍…

確かな魅力としての文芸

いかなる信仰ももたない僕たちではあるけれど、自分の過去、それも若かった頃の自分自身への祈りならばもっている。どちらかといえば傷つきやすかった若い頃へのオマージュはその傷よりも遥かに深く残っている。僕たちがいつも携えていたあの誠実や、儚く流…

《詩人は、仕事中》と寝室のドアノブに架ける

先日、「一日二十四時間、仕事するようなことはしないでほしい」と会社から通達があった。ヒューマン・ビジネスを生業としている僕の会社は、取り分け精神の病いに特化したNPO法人で、それだけにとかく神経を遣う仕事がいつも山積している。障害をもつ人も、…

怒濤の忙しさで……

予期も予想もしていなかった仕事の忙しさに目まぐるしく日々は過ぎ、ブログを一ヶ月もの間に亘り書けず仕舞いでした。そのかわりに、労基法で定められた労働時間をめいいっぱい費やして、まぁガッツリ働かせていただいております。「あの風変わりな精神障害…

E-girlsを知らないオジさんたち

「紳士ぶるんじゃないよ、My God、って‼︎」フランソワーズ・サガンは小馬鹿にしたように、そう小気味よく書き綴る。このサガンの気持ち、分かる人には分かる筈だと思う。サガンだからこそ書けたアイロニーなんだと思う。あまりにも素朴な読者は単純な迷子に…

詩人はラブレターしかもらわない

詩人ジャン・コクトーのこの言葉が好きだ。詩人はラブレターしかもらわない。社交辞令を蔑ろにしたこの言葉。上っ面の地位や学歴や年収をまさに一蹴するこの言葉。虚栄心にしては気が利いていて、傲慢不遜なところがなく、阿諛追従をちょっと小馬鹿にしたよ…

恋する私たちの行方

木枯らし吹き荒れるこの東京に灼熱の恋の花が誇らし気に咲いている。誠実と不実とが重なりあったこの恋の花に、どうかあなたの優しい涙が零れ落ちますように、そう切に願う。その行方、後悔とは縁のない恋の行方を、あらかじめ知っているのは、もしかしたら…

銀の雨は、どんな色?

西野カナさんの音楽に《涙色》というキュートで切ない歌がある。女の子にはこうあってほしい、と世間の旦那衆を頷かせてしまうほどのパワーがある。尤も、西野カナさんの音楽に魅入る旦那衆がいるとしたらただただ見苦しいだけだとは思う。「涙色、二人のこ…

福祉の仕事

面接に合格した僕はこれから福祉の仕事を致します。とはいえ、社会福祉士の資格も精神保健福祉士の資格も持ち合わせていないのです。とかく高邁になりがちな福祉職を、どのようにして現実的な経営理念と擦り合わせていくか、難しい局面に差し掛かることもあ…

精神障害者として人間らしく生きたい

統合失調症という僕は精神障害者です。 障害者である前に社会人として生きたい、そうかつては願いました。その実践を試みようとしたけれど、やっぱり現実は厳しくて、なかなかうまくはいきませんでした。 今は…… 起業するにも四面楚歌です。 せめて、精神障…

智恵子抄を想う

精神障害を巡り、様々 な困難のなかでの極貧を味わわなければならない女性がいる。彼女たちは高校へも満足には通えず、大学など高嶺の花だ。かりそめに結婚しても、乱暴な夫からの虐待にあい、夫は給料を酒や煙草、何よりもギャンブルで使い果たしてしまう。…

夢を阻むモラル

モラル、モラル、モラル……… 声高にそう主張される時代の到来に、 敏感であるために、 ダンス、ダンス、ダンス、 私たちは音楽を聴こう。何かを罰しようと「モラル!」と叫ぶ人々が、 私たちの人間性を蹂躙しようと目論んでいる。欲望が幽閉され、恋が困難に…

支払った痛みと支払われた犠牲、私達が辿り着いた秘密の部屋にある風変わりな時計は何を指す?

遠い過去にコンシューマーに過ぎなかった私達は、今更原点のコンシューマーには戻れないし、不完全な原点に何ら価値を見出せずに悶え苦しんでいる。追憶は甘美どころか苦々しい心象でしかないのに、ハイネの詩集を久し振りに開いてみれば、ひとりよがりの最…

スーパームーンより月見団子

支援センターからの帰りは疲労困憊して頭がまるで動かない。そもそも空っぽみたいな僕の頭が動きをみせる筈もない。今日の午前中は、将来の就職先を決めるため、支援センターの職員さんと僕とで、延々とぶっ通しで伯仲する議論が行われ、「事実ではない」と…

統合失調症が癒えるまで

いつも不安でどうしたらいいのかお先真っ暗だった。 自殺のことしか念頭に浮かばなかった。 幻視と幻聴の絶え間ない時間が時計を刻んだ。 眩暈は常時あり、空間がその眩暈で充たされていた。 そしてありとあらゆる文学作品の散文がいつもいつも脳裡で鳴り響…

春の朧

春の朧。 pic.twitter.com/GHJWjv1d74— ❤かくれんぼ❤ (@NYANHAMA323) 2015, 3月 18ぼんやり。 うっとり。 ゆっくり。 後ずさり。 「好き」 ひっそり。 ひとり。 独り言。

春の兆し

都内のあれこれ